2025/03/20
あなたのビタミンD、足りてる? 簡単セルフチェック!
「ビタミンDが足りないといろいろな不調につながる」とは聞くけれど、自分が足りているのかどうかわからない…。そんな方のために、ビタミンDの不足度をチェックできるリストを作りました。簡単な質問に答えて、今の状態を確認してみましょう。

ビタミンD★セルフチェック
下のチェックリストで、当てはまる項目がいくつありますか? 直感でチェックしましょう。

【結果をチェック】
■ 当てはまる項目が2つ以下
ビタミンDは足りているようです。その調子でキープしましょう。
■ 当てはまる項目が3つ〜7つ
ビタミンD不足の可能性あり。意識的に増やす努力をしましょう。
■ 当てはまる項目が8つ以上
ビタミンD欠乏レベルの可能性大。今日から積極的にビタミンDを摂取しましょう。
なぜこの項目が重要?
ビタミンDとの関係を解説
✅ 年中、紫外線ガードはガッチリ
→ 日焼け止めや日傘、長袖などで紫外線をブロックすると、皮膚でのビタミンD合成がほぼゼロに。
✅ 日中は屋内にいることが多い
→ たとえ窓辺にいても、ガラス越しの日光ではビタミンDは生成されません。
✅ 花粉症などのアレルギーがある
→ ビタミンDが不足すると免疫のバランスが崩れ、アレルギー症状が悪化することがあります。
✅ 魚をあまり食べない
→ ビタミンDを多く含む食品は限られています。特に鮭やイワシは貴重な供給源です。
✅ けっこう風邪をひきやすい
→ ビタミンDは免疫機能を調整し、風邪や感染症の予防に関与しています。
✅ 大人になって骨折したことがある
→ ビタミンDが不足すると骨密度が低下し、骨折のリスクが上がります。
✅ 寝つきが悪い、または眠りが浅い
→ ビタミンDは、セロトニンという脳内ホルモンの合成を助け、良質な睡眠をサポートします。
✅ 腰痛に悩まされている
→ ビタミンDが欠乏すると「くる病」「骨軟化症」になり、それが腰痛の原因になることもあります。
✅ 気分が落ち込みやすい
→ ビタミンDが関係するセロトニンが減少すると、気分の不安定さやうつ症状が出やすくなります。
✅ 筋力があまりないと感じる
→ ビタミンDは筋肉の合成にも関与し、不足すると筋力低下につながることもあります。
【まとめ】
■日光不足、食生活の乱れ、年齢とともにビタミンD不足が進む
■ビタミンDは免疫、骨、筋肉、メンタルの健康にも深く関わる栄養素
■足りないと感じたら、食事・日光浴・サプリで補う
「もしかしてビタミンD不足かも…?」と気づいた日からD活をスタート!1日に摂りたいビタミンDの摂取量については、別の記事でお伝えします。
監修/医師 斎藤糧三(日本機能性医学研究所/斎藤クリニック)
取材・文/蓮見則子